「神経認知」機能紹介
認知機能とは、いろいろな機能の総称です。
どの部分が強くてどの部分が弱いかで生活能力に差がでてきます。
認知機能のそれぞれを知り、自分の特徴がわかると、毎日の生活の中で、トラブルをさけたり、うまくものごとを進める工夫ができるようになったりします。
リハビリでは、弱い機能をもちあげて、うまくいかなかったことができるようになるよう取り組んでいます。
それぞれの認知機能をご紹介します。
(注)イメージしやすいようにキャラクター化していますが、実際の医療現場でキャラクター名を使用しているわけではありません。
随時トレーニング用紙が出来上がり次第、更新していきますので、良かったらお使いください(^▽^)
注意機能
「注意力、集中力は先陣の役目」
先頭で中核になって働く注意機能は、神経認知機能の中でも最重要機能です。
チューイの働きが悪いと、ポイントに注意が向けられず的外れなことをしてしまった、注意が持続しないので物事をやりとげられない、一部に注意が集中し反対からきた歩行者に気づかない、などにつながります。チューイの働きがよいと、物事を処理するスピードや記憶など、他の認知機能の性能もよくなります。
処理機能
「処理機能は戦闘力」
問題や課題をこなす能力です。力(容量)、スピード、正確性が求められます。
同時に複数の課題をこなすのも、ショーリンの能力です。
処理機能トレーニング用紙
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記憶機能
「記憶機能はご意見番」
記憶機能は、脳の中のご意見番です。必要な時に必要なものを必要な分取り出せることが、求められています。メモリんの力は、容量と再生能力にかかっています。
記憶機能トレーニング用紙
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流暢性機能
「流暢性機能は会話をつなげる力」
会話のキャッチボールには、意味や記憶、経験、知識などを瞬時に関連付けてつなげていく力が必要です。りゅうは、つながりを考えて言葉にする力を持ちます。
流暢性機能トレーニング用紙
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遂行機能
「遂行機能は神経認知機能の王様」
すべての認知機能を働かせ、問題を解決していく力です。
方法を考えたり、失敗を見直したり、どうしたら得になるかなど、実際の行動に移すための能力であり、そのためには、計画性や、順序だて、柔軟性、最後までやり遂げる力などが必要になってきます。スイコ王の能力次第で、困っていることから救われたり夢や希望が実現したりします。
遂行機能トレーニング用紙
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総合的機能
各認知機能の能力は、人それぞれです。
私たちは、不得意な能力を得意な能力でおぎなったり、得意な能力で勝負したりして毎日の生活を過ごしています。認知機能の能力がうまく働く、働かないには、睡眠や食事、気分などが影響しているため、日々、能力が変化しています。
どんな場面で、どんな機能が使われているかを意識していくと、生活の中で認知機能がうまく働き、問題が解決していきやすくなります。
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それぞれの認知機能の特徴の詳細は随時リンクしアップしていきます。
上記にそれぞれの認知機能トレーニング用紙を設置しました。
リンクフリーですが、使用の際には感想など一報いただけると幸いです(^▽^)/
キャラのセンスがッパないですね(´Д`)
ikikan